皆さんこんにちは。現場監督のちゃげです。
家づくり検討中の皆さん、ハウスメーカー選びに迷っていませんか?
この記事では現場監督の視点から、
初心者が知っておくべき建築会社の選び方を解説します。
結論
初心者ほど大手ハウスメーカーにした方が良い。
施工品質と保証を求める人ほどハウスメーカーをおすすめします。
全国のビルダーさん、工務店さんを批判するわけではありませんが、
ハズレを引く可能性が低いのは圧倒的に大手ハウスメーカーです。
その理由を費用の仕組みと実体験を基に説明します。
「ハウスメーカー・ビルダー・工務店の費用はどう違うのか」
建築費用の違い
それぞれの価格の目安ですが、同じ内容で家を建てた場合
大手ハウスメーカー>中堅ハウスメーカー、ビルダー>ローコストハウスメーカー、工務店
ちゃげハウスメーカーは全国規模
ビルダーは地方規模
工務店は地域密着規模
と覚えていただければ大丈夫です
と安くなっていきます。
ではどこでその差が付くのか説明します。
違うのは建築費用の内訳です。
戸建て住宅の費用は大きく3つに分けられます。
- 材料費
-
家を作る資材にかかる費用
- 人件費
-
職人、営業、設計等、家づくりに係る人件費
- 広告費
-
住宅展示場やCM、看板、ネット広告等の宣伝費用
これらの占める割合がそれぞれ違います。
- ハウスメーカー
-
材料費安、人件費中〜大、広告費中〜大
- ビルダー
-
材料費中〜安、人件費中、広告費安〜中
- 工務店
-
材料費中〜高、人件費中、広告費安
以上から分かるように人件費はどこも大差ありません。
家を作る工程は同じなので家自体にかかる人件費はさほど変わりません。
ただし、大きな会社になるほど抱える社員の数が増えるので、
営業や設計、コーディネーター等の人件費が高くなる傾向があります。
「ハウスメーカー内で価格差が生まれる理由」
差がつくのは材料費、広告費。
材料費は大量に製造や仕入れのできるハウスメーカーが一番安いです。
小さい会社ほど細かく仕入れをしないといけないので材料費は割高になります。
反対に広告費はハウスメーカーが一番高いです。
全国のテレビCMや有名タレントを起用した宣伝。
全国にある住宅展示場等そのすべての広告費は皆さんの建築費に含まれます。
なぜハウスメーカーで価格差があるか
ハウスメーカー同士でも価格差があります。
その差を一言で言うと『保険料』です。
実際に保険に入るわけではなく、何かあったときの対応力の差です。
初心者ほど大手ハウスメーカーを勧める2つの理由
①アフター対応
先ほど大きい会社ほど抱える社員が多いと説明しました。
これには現場を管理する人、引き渡し後の対応(アフター対応)をする人なども含まれます。
どういうことかと言うと、
管理する人が多いほど品質は確保されます。
1人当たりの担当現場が少ないほど1つの現場の検査などに時間を設けることができます。
また、アフターケアも現場担当者が行う場合とアフター対応専門者がいる場合があります。
つまり現場管理に携わる人が多いほど品質が上がり、アフター対応が迅速になります。
これが大手ハウスメーカーの一番の売りであり、高価格になる理由です。
全国規模のハウスメーカーでも価格を抑えている会社は、
人件費、広告費このどちらかを削減しています。
ビルダー、工務店はハウスメーカーと比べると社員を抱えられません。
なので現場管理に重点を置くとアフター対応が遅くなります。
家の不具合って住み始めてから気が付くことが殆どです。
ましてや初心者は引渡し前の検査で確認した方が良い箇所なんて分からないですよね。
住み始めてから施工ミスが見つかったけれど全然直しに来てくれない。
なんてことが嫌な人は大手ハウスメーカーをオススメします。
②揉めた際の対応
もう一つ僕が大手ハウスメーカーを推す理由。
『トラブル時の対応が違う』
これは家づくり初心者に一番重要視してほしいです。
実際に僕が経験したトラブル対応の話をします。
これが大手ハウスメーカーを選ぶべき理由を一番わかりやすく示していると思っています。
【実体験】
数年前に地方にある実家の小規模リフォームをする機会がありました。
今までは地元の工務店に依頼していましたが、
母はその度、仕上がりや担当者の態度が悪く文句を言っていました。
僕は元々大手ハウスメーカーの現場管理に携わっていました。
なので、今回はそのハウスメーカーに依頼することにしました。
その際、トラブルが発生しました。
1…庭に植えていた記念樹が切られる
2…家の中のトイレを無断で使用される
以下説明します。
1…記念樹が切られる
外構工事を行った際にフェンスに伸びたアケビの木を
外構業者が雑草と思い善意で切ってしまいました。
毎年収穫を楽しみにしていた母は激怒を通り越して落胆していました。
2…家の中のトイレを無断で使用される
実家は母が一人暮らし。
家の中の修理をお願いしているが、
工事範囲外に入られたくないので外に仮設トイレを置いてもらいました。
外構業者、室内業者共にこれを利用してもらう約束でした。
しかし、工事範囲外にあるトイレの座面が上がっていました。
明らかに立ち小便をした後でした。
僕が帰省した際も座って用を足すのに、
知らない人に利用されたのが気持ち悪く不快になっていました。
協議の結果
以上の連絡を受けた僕はこう言いました。
「現場担当者ではなく支店の偉い人に繋いでもらって経緯を伝えて」
その後、担当者とその上司が直接謝罪に来て対応をしてくれることになりました。
外構は取り付け予定だった宅配BOXを無償に、
使用されたトイレは新しいものに、さらにトイレに行くまでのドアノブを新品に交換。
という対応をしてもらう事になりました。
これがもし今まで頼んでいたような小さな工務店だった場合、
平謝りされて終わりになっているか、のらりくらりと受け流されることになっていたでしょう。
問題なく工事が終わる事が一番ですが、
何かあった際に真摯に対応していただけるのも大手だからこそだと思います。
まとめ
以上が大手ハウスメーカーを勧める理由です。
ビルダーや工務店で悩んでいる方はアフター対応、体制を確認してください。
知人が工務店を営んでいるから信用できる。
等、自分が納得できる理由があれば安心できると思います。
高い買い物だからこそ後悔しない選択をしてください。
【監督メモ】近隣トラブルにも施工会社選びが重要な理由
先ほどの揉めた際の話ですが施主クレームに限った話ではありません。
近隣クレームも同じことです。
もし現場と近隣で問題が発生した際にいい加減な対応をされていた場合、
住む前から近隣からの印象が悪くなります。
建て替えの方なら、昔ながらのお付き合いのある方に迷惑をかける事になります。
家を建てるためには近隣の方にご不便を掛ける事が多くあります。
皆さんが嫌な思いをしない家づくりをするために施工会社は慎重に選んでください。


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