「マイホームを建てるなら、おしゃれな設備をたくさん取り入れたい!」
皆さんそう思いますよね。
でも、ハウスメーカーの営業マンは
「これはオススメしません」とはなかなか言ってくれません。
だから現場監督の僕が言います。「これはやめとけ!」
皆さんこんにちは、現場監督のちゃげです。
数々の家づくりと、住んだ後のアフター対応をしてきた僕だからこそ言える、
「実はメンテナンスが大変」「住んでから後悔しやすい」設備の本音をお伝えします。
あえて厳しいことも言いますが、
皆さんの「最高の家づくり」の参考になれば嬉しいです。
オススメしない設備6選
1. 無垢床(むくゆか)
最近の流行りですが、
「ズボラな方」と「几帳面すぎる方」
には正直オススメしません。
- 理由①:とにかく凹む・汚れる
-
無垢は「生の木」なので柔らかいです。物を落とせば即凹みますし、
椅子の引き跡も残ります。コーティングされていない木は汚れも染み込みます。 - 理由②:季節で「動く」
-
木は生きています。夏は膨らみ、冬は縮んで隙間が空きます。
その隙間にゴミが溜まるのが許せない方は、ストレスが溜まるはず。
どんなに腕のいい職人さんでもこれは防げません。
営業さんの「うちは大丈夫です」を信じないで下さい。
【監督のアドバイス】
「傷も家族の歴史」と思える変化を楽しめる方には最高ですが、
そうでないなら「挽板(ひきいた)」を選びましょう。
合板と呼ばれる修正材の上に本物の木を貼っています。
足触りは無垢床とほぼ同じです。
2. 極端な色の床(真っ白・濃い茶色)
床の色選びも、「ズボラ」「几帳面」で決めるべきです。
- 白い床(几帳面むき)
髪の毛やホコリが驚くほど目立ちます。
1日掃除しないだけで気になります。
傷が目立ちにくいので細めに掃除する方には合ってます。 - 濃い茶色(ズボラむき)
傷がめちゃくちゃ目立ちます!
引渡し時に傷がなくても、引越し後に傷だらけになっています。
引越し後に「床に傷があったから直してくれ」と何度も言われました。
その代わり髪の毛やホコリが目立ちません。
【監督のアドバイス】
掃除が苦手だけど傷も気になる…という方は、
オークなどの「ナチュラル系」が最強です。
ナチュラル系は中間色なので家具の色でアクセントを楽しめます。
3. 派手すぎるアクセントクロス
インパクトのある柄は、正直「飽き」が早いです。
さらに監督目線で言うと、施工難易度が非常に高いのがネック。
壁紙は職人が手作業で貼るため、複雑な柄ほど継ぎ目を完璧に合わせるのが難しく、
経年変化で隙間が空いた時にかなり目立ちます。
4. 水回りのクッションフロア(CF)
安価で便利ですが、耐久性は低め。
物を落とすと簡単に破れます。
フローリングなら部分補修が効く場合もありますが、
CFは基本的に『一面張り替え』になり、将来的な修繕コストがかさみます。
【監督のアドバイス】
質感と耐久性を両立させたいなら、少し予算を上げて「フロアタイル」にするのがおすすめです。
価格を抑えるならシートフロリーングでも大丈夫です。
水を拭き取れば無垢床、挽床以外なら大丈夫です。
5. 発電量が見込めない太陽光パネル
「売電で稼ぐ」時代は終わりました。
特に狭小地や日当たりの悪い場所で、無理に載せるのはオススメしません。
パワコン(太陽光を電気に変換する機械)の交換費用(約10年〜)や将来の廃棄コストまで計算していますか?
発電できない太陽光は耐震性を下げるだけです。
【監督のアドバイス】
載せるなら、売るためではなく「蓄電池とセットで自家消費する」前提でシミュレーションを徹底してください。
V2Hを導入すると太陽光で電気自動車を充電し、
電気自動車の充電で家電を動かすこともできます。
つまり、電気自動車が蓄電池になります。
6. オープン手すり(吹き抜け・リビング階段)
見た目は開放的でカッコいいですが、
小さなお子さんがいる家庭には「危険」の一言です。
隙間からおもちゃを落として下のテレビが壊れたり、
子どもがよじ登ったり…現場ではヒヤッとする話をよく聞きます。
【監督のアドバイス】
採用するなら、アクリルパネルを貼る、
子どもが小さいうちはネットを張る。などの対策が必須です。
最後に
家づくりに正解はありません。
でも、「知らずに選ぶ」のと「リスクを知って選ぶ」のでは、住んだ後の満足度が180度変わります。
「うちはこうしたいんだけど、現場的にはどう思う?」
といった質問があれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
これからも現場目線の家づくりを発信していきます。
ではまた〜


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