出された間取りは本当にあなたの理想なのか
イメージの仕方のコツを教えます。
設計士の自己満足な間取りにされないように!
皆さんこんにちは。ちゃげです。
前回の続きになります。

設計士の自己満足に振り回されて、
住んでから後悔しないように、
生活動線をイメージをするコツを話します。
僕はハウスメーカー時代に、
「設計士の自己満足に振り回さてない?」
って現場を何度か見てきました。
今回は実際に検討していた土地で、
提案されたプランを自分の要望に合わせて修正してみました。
イメージの仕方
立体的なイメージは難しいですが、
実際に住んだ時の動きを想像して下さい。
頭で想像が難しい人は営業さんや設計士に言って、
図面と同じ縮尺の人間のイラストを貰って下さい。
それを人形のように図面の上を動かして見て下さい。
大事な確認内容
- 起きてから家を出るまでの動線
- 帰ってきてからひと段落つくまでの動線
- 買い出しのあった時の動線
- 休みの日の動線
以上を家族が複数人いるならばそれぞれを動かして、
何時くらいに、どこが混雑しそう。
どこの動線は使いづらそう。
とか考えてみて下さい。
シルバニアファミリーで遊ぶ延長線くらいの感覚でも大丈夫です。
イメージするコツを掴めれば少しずつ慣れてきます。
提案された実際のプラン
では実際の間取りで考えましょう。


2階建、延べ床面積108.4
です。
詳しい土地情報は伏せさせていただきます。
(市町村、建蔽率、容積率は伏せさせていただきます。)
南側が車道に面していて、
西側に縦列で2台駐車できる土地でした。
住宅地の一画で東京ほどではないですが、
敷地に庭がとれるほどの余裕はありません。
私たちの伝えていた要望
- 土間収納
- 主審室にWIC
- 1階にお風呂
- トイレ、洗面台2つ
- カンタくんを導入
以上は入れていただいています。
不便、不満に感じたポイント
では実際に例を挙げていきます。
①玄関が狭い、下駄箱が遠い

玄関ホールが狭いです。
幅が1Pしかありません。
※1P=壁の芯〜壁の芯で91cm
実際に出来上がった際の幅は78cm前後
アパートの玄関ほどの幅しかありません。
二人並ぶことはできません。
さらに、土間収納に下駄箱があり靴を履かないと靴を取りに行けない。
という、使いづらい玄関になっています。
しかも、トイレの入り口が玄関側にあるので、
トイレに行く人、玄関を利用する人で混雑します。
解消例)トイレの扉の位置を変える。
トイレの扉を逆にすると少し混雑を解消できます。

②FCLが1階、出入り口が多すぎ
皆さんはどこで着替えますか?
僕らは寝室で着替えるスタイルです。
室内干ししたものをそのまま収納できるのは楽ですが、
家族全員分は入れられないし、
結局、各々の部屋まで持っていくなら必要ある?と思いました。
あと、出入り口が多すぎませんか?
サンルーム(室内干しエリア)から入れる=分かる。
リビングから入れる=分かる。
玄関から入れる=???
回遊動線を意識してるのかドアが多くて収納が減ってる。
30坪ほどの我が家には動線よりも収納が欲しい。
解消例)扉を減らす。
入口を1つなくすだけで、約78cm収納が増えました。

③使いづらいキッチン
僕は結構料理をします。
なので、わかります。冷蔵庫遠い!

僕は料理する時、使い終えた調味料や食材は
しまいたい性格なんです。
いちいち冷蔵庫に行くのに遠いんじゃぁ〜!
パントリーはありがたいですね。
解消例)パントリーの位置を変える。
冷蔵庫を前に持ってきて、裏にパントリーを持っていく。
そうすると料理動線は短くなります。
LDKを少し狭くしてパントリーの通路幅を大きくすれば、
縦長でも十分使える収納になります。

④ぱっとしない洗面所、サンルーム

僕は花粉症で共働き夫婦なので基本室内干しです。
今は除湿機に頑張ってもらっています。
そんな状況を踏まえて…
カンタくんがあるのにサンルーム広くないですか?
しかも平面図だと分かりづらいですが、採光窓小さい…
改善案は思い浮かびませんでしたが、
もう少し空間をうまく使いたいです。
⑤セカンド洗面台小さい
朝の混雑を避けるための洗面所が小さいです。

これはシステム洗面台に変えれば良いだけの話なんですが、
僕が細かすぎるんでしょうか?
⑥主寝室が小さい

決して広くはない家なので贅沢は言えないんですが…
このあと、僕が修正した間取りを載せますが、
7帖に広げるのでやっとでした。
ちゃげ(現役現場監督)の考えた修正プラン


マイホームクラウドより引用
総2階建、延床面積106.8平米
2階リビング
先程の図面を参考に間取りを考えてみました。
いかがでしょうか?
少し面積を抑えたこと、総2階になったこと。
これで建築費用を抑えることができました。
続いてこだわったプランをお伝えします。
こだわりポイント
①広くした玄関
玄関の幅を2Pとりました。

二人並んでも十分余裕があります。
また、あまりおすすめではないのですが、
『ただいま動線』を取り入れました。
廊下から手が届く位置に棚を入れてあるので、
靴を履いていなくても物の出し入れができます。
②ランドリールーム
カンタくんを設置しますが、
乾燥機不可のものを室内干しできるように
広くとりました。

2階に洗面所を設けたので、
脱衣室兼用でも良いと判断しました。
玄関から近いのも子育て家庭には良いと思います。
③階段下トイレ
トイレの位置を階段下にしました。

天井が階段分低くなりますが、
最近は男女共に座って用を足す方が多いので、
圧迫感は気にならないと思います。
④主寝室
広さは7帖で初期プランから1畳大きくなりました。

洗濯階と同じ階にしたことで、
収納動線を短くしました。
⑤セカンド洗面

2箇所目の洗面所を設置することで、
身支度の際の混雑緩和ができます。
1、2階両方に洗面があると掃除の際の
水汲み、排水もやりやすいです。
⑥ダイニング
キッチンと横並びにして配膳しやすくしました。

ダイニングテーブルの後ろはカウンターを置いて
スタディーコーナーにできます。
7リビング
壁掛けテレビにしました。

最近流行りのテレビ裏収納にして、
テレビボードを無くしています。
リビング収納も増やすことができました。
「壁掛けテレビはレイアウトを変えられないから嫌。」
という人がいますが、
壁掛けじゃなくてもテレビ線で制限されますよ。
子育て世代だとテレビボードに子供が登ったり、
テレビを倒しそうになる危険がなくなるだけでも
壁掛けテレビは有りなんじゃないかなと思っています。
結論…最後は設計士に相談
偉そうに講釈を垂れてきましたが最後は設計士に相談しましょう。
あなたの考えた間取りをさらに生活しやすいように
昇華してくれるはずです。
じゃあなんでこんな長々と記事を書いてんだというと、
僕が言いたいのは「言いなりになるな」です。
間取りが悪くても何十年と住むことになるんです。
なら、少し大変でも、慣れなくても挑戦してみて下さい。
イメージするだけなら1日も要りません。
その1日で一生後悔するかもしれないんです。
実際に住んでからオーナーさんが生活し辛いと
言っているのも何度か聞いたことがあります。
同じ間取りでも生活スタイルはそれぞれです。
それぞれに合う間取りがあると思っています。
間取り決定前にぜひ一度イメージを頑張って下さい。
次回からは僕たちのハウスメーカー決定編にもどります。
よければ次回もみて下さいね!
ではまた~


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